安全対策の徹底をお願いいたします！
NPO法人静岡県ダイバーズ協議会事務局です。
まもなく大型連休となります。
季節もよくなり、たくさんの方がダイビングを楽しまれる時期が始まります。
以下の内容にお気を付けになり安全対策の徹底をお願いいたします。
【無理の無い計画とバディシステムの徹底】
●参加者の年齢、経験、ブランクに合った無理のない計画と安全ルールに沿った行動
●きちんとしたダイブプランとそのプランどおりのダイブ
●保険の加入状況
●参加者のストレスの程度の見極め、各ダイブ前の体調チェック、コンディションについて余裕のある判断
※少しでも迷いが生じたら控えめ、慎重な選択をする
●必ずバディを決め、バディシステムが随時機能するよう、常に水中でコンタクトを取らせる
※エアの管理はバディ同士で行い、少ない方のエアを申告していただく、など
●ダイブ前のセーフティーチェックを確実に実施する…予防の最善の手段
※緊急時のプランとエキジット方法、FAキット・緊急用酸素の場所と作動を事前に確認する
●ダイビング前の水なれの時間などストレスを軽減する十分なご準備と実行
●ダイブ直後の高所移動の回避、十分休息をとっての移動
●体調に異変、不安、海況の変化がある場合は、ダイビングを中止する勇気も必要です
【40歳代以上ダイバーのトラブル回避】
最近は、シニア層のダイバーだけではなく、40歳代前後でのトラブル、健康な方の突発的なトラブルも発生しております。時期的に久しぶりにダイビングをする方が多くいる時期です。
１本目のダイビングは特にご無理の無い様に、体慣らしの準備運動、ウエットスーツの締め付け緩和の為の水慣れ、入水前の水分補給などを充分に行ってからの活動をお願い致します。
反復、連日にわたるダイビングを行う場合は、後半が控えめになるように計画し、また体調が少しでもすぐれない場合は無理をしないようにすすめていただく必要があります。
最近、「浸漬性（しんしせい）肺水腫」が疑われる事故も増えております。
水中で息苦しいといったお客様が 発生した場合はすぐにダイビングを中止し、全員でエキジットすること、その後は体調の様子を注視し決して無理を強いらない、など細心の注意をお願いいたします。
【車両、船舶での移動などについて】
道路混雑や、ジェットスキーなどの船舶も多く出てくる可能性のある時期です。
天候、状況の判断等を行い、適切な対応をお願いいたします。
【それでも万が一事故が発生した際には】
救命措置を優先してください。
対応が落ち着いた後、SPDC事務局まで事故発生をお知らせいただき、後日、きちんとした報告書をお送りください。
お電話をいただいても出ることができないかもしれませんので、メール、LINE等でお知らせください。
以上、よろしくお願いいたします。
皆様のご商売の繁盛をお祈りしております。
NPO法人静岡県ダイバーズ協議会
事務局 我妻
Posted: 2024.04.25
